●報告:段別試合
段別試合 講評
10月6日 出雲中学校第二体育館にて
審判長 中村 槐二
四段から七段までの選手57名が集い、熱戦を繰り拡げた。
四段は佐藤(拓)、今川、滑川、工藤の身体能力、スピード、気迫に優れた選手が順当に勝ち上がった。準決勝、佐藤対今川は延長戦の好試合で、佐藤がコテを決めて決勝へ。佐藤対滑川の決勝戦は勝負に対する執念の強さで佐藤が延長の末、メンを決め優勝。
稽古を良く積んでいる若い人材が増えてきた事で将来が期待される
五段は昨年の覇者野崎を初戦で下ろした福田が好調、2回戦、実力者の浦松を延長で下ろし決勝へ。決勝の相手は粘る五十嵐をコテ、ドーで下ろした笠原。
勢いとスピードで優る福田が先、先と攻めて笠原を圧倒。メンを連取して優勝。
六段は実力通り杉浦、丸山が決勝に勝ち上がる。長身、上段の杉浦が試合巧者の丸山に思い切りの良いメン、コテを決めて優勝。準決勝に残った斉藤、小田も良い戦い振りであった。
七段の準決勝は川名を延長の末、メンを決めた荻津(太)が辛勝。遠藤対鎌田は落ち着いた戦い振りで遠藤がメンの一本勝ち。決勝は荻津対遠藤で、荻津が先をかけるが遠藤動じず、延長戦へ。膠着するかに見えた一瞬、荻津の勝負を賭けたツキが見事に決まり優勝。荻津驚異の七連覇を達成。あっぱれの一言。
若い高段者が増えて試合が活性化されて来た。それに会長から審判の態度が堂々として立派になってきたとお褒めの言葉があった。
今後とも精進を期待しております。
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