●報告:第9回東京都形剣道大会

副理事長 島村照男

12月8日(日)東京武道館で熱い熱気につつまれて第9回東京都形剣道大会が開催されました。当連盟から四・五段の部で打太刀・醍醐和絵(キヤノン剣道部)仕太刀・増田祥子(日本航空)が代表選手として出場しました。両選手は稽古十分で上位進出の期待が寄せられました。
当日の試合は1・3・4・6・7本目の日本剣道形5本で判定する形式で行われ、1回戦は杉並区剣道連盟と対戦しました。醍醐・増田は理合、間合、発声も良く1本目はしっかり切っていて非常に迫力ある剣道形だったと思いました。
一方、対戦相手の杉並区の選手はスピードに乗った剣道形で結果、当連盟は惜敗してしまいました。
その後、杉並区剣道連盟は準決勝まで勝ち上がり第3位になったことから1回戦で対戦したことが残念でした。
選手の健闘を称え次回の雪辱を期待します。応援に来ていただいた皆様、ありがとうございました。

【成績結果】

四・五段の部:1回戦 大田区 0:3 杉並区(第3位)

●報告:第15回池上支部少年少女剣道錬成大会

第15回大田区剣道連盟池上支部少年少女剣道錬成大会

大会審判員 横山行哉(蓮沼少年剣道部)

平成25年12月8日(日)安方中学校体育館にて『第15回大田区剣道連盟池上支部少年少女剣道錬成大会』が開催されました。当初、10月27日(日)に開催を予定していましたが、大型台風の接近に伴い、延期の措置が取られていました。
鵜の木剣友会の原田一輝君の力強い選手宣誓、鵜の木剣友会の宇賀神 智久先生(打太刀)・川井田 洋一先生(仕太刀)による見事な日本剣道形の後、試合が開始されました。
午前中は基本試合と小学生2・3年の部(個人戦)、小学生4・5・6年生の部(リーグ戦による団体戦)、午後は引き続き小学生4・5・6年の部、中学生の部(個人戦)、そして団体戦が行われました。
基本試合の部においては、大きな声を出して、思い切り良く打ち込む選手が多かった半面、最初の相互の礼から元立ち選手への礼への所作がスムーズに行かず、審判の先生方に誘導される選手が散見されました。
小学4・5・6年生の部は、試合方式が例年と変更になり団体(6人制)のリーグ戦にて試合が行なわれました。同じ団体でのチームではなく、他の団体の選手とチームが編成されたので他団体の選手との交流が生まれ、上級生がリーダーとなりチームを鼓舞する光景が見られました。
参加選手は、日頃の稽古の成果を十分に発揮し、個人戦・団体戦においては積極的に技を仕掛けていく選手が多かったのが印象的でした。
試合終了後は参加者全員による錬成稽古を行いました。切り返しから基本打ちから打ち込みの稽古を行い、短い時間ではありましたが内容の充実した稽古ができました。
成績発表・表彰のあとは、楽しみなプレゼント交換です。子供たちは満面の笑みを浮かべてプレゼント交換を行い、大会は無事に終了しました。子供たちは、多くの刺激を受け、たいへん有意義な一日となったことと思います。
最後になりますが、ご来賓・役員・審判員・係員の皆様、早朝からの準備・試合運営など終日に渡りご支援いただき、ありがとうございました。

【試合結果】

1)基本試合の部

  • 優秀賞:横山 澄人(池上警察)、田村 優斗(馬込セ)、尾口 凪(蓮沼剣)、剣持 咲(矢口剣)、西牧 幸有(鵜の木剣)、瀧川 暉平(池上剣)、下鍜治 晴名(池上警察)、佐々木 海利(池少剣)

2)小学生2・3年の部

  • 優 勝:前川 慶人(矢口剣)
  • 準優勝:時任 心(矢口剣)
  • 三位:齊藤 由樹(池上警察)、栗原 司(池上警察)

3)小学生4・5・6年の部

  • 団体優勝:Bチーム
    平賀 雄也(鵜の木剣)、小笠原 巧(矢口剣)、平倉 幸靖(清流館)、佐藤 瑠(清流館)、神中 祥穂(矢口剣)
  • 優秀選手賞:剣持 壮太(矢口剣)、平倉 幸靖(清流館)、斉藤 風花(矢口剣)、江花 祥太(矢口剣)、栗原 貴司(池上警察)、兵藤 誠也(矢口剣)

4)中学生の部

  • 優 勝:遠藤 健(矢口剣)
  • 準優勝:古橋 凜(矢口剣)
  • 三位:小笠原 渉(矢口剣)、斉藤 侑紀(池上警察)

5)団体戦の部

  • 優 勝:矢口Aチーム(江花 祥太・兵藤 誠也・遠藤 健)
  • 準優勝:矢口Cチーム(澤井 臨菜・野本 弥宙・古橋 凜)
  • 三 位:池上警察Aチーム(栗原 司・入江 保直・入江 太郎)
  • 三 位:矢口Bチーム(小笠原 巧・神中 祥穂・兵藤 旭)

●報告:第四回田園調布支部 少年少女剣道大会

大会実行委員・馬込青少対剣道部 保坂誠

平成25年12月8日(日)午後1時30分から小池小学校体育館で第四回少年少女剣道大会が行われました。
各団体の準備運動が終了し、開会式が始まり、開会の言葉 須藤先生、久保田支部長挨拶の後、審判長早野先生の試合上の注意があり、馬青剣・中島伸将選手による宣誓が行われた。
打太刀は錬士六段保坂 誠 、仕太刀が五段神成真幸先生(馬青剣)により日本剣道形の演武の後、二会場で試合が開始された。
白熱した試合が多く準決勝まで終了し、第一試合場で決勝戦を行った。

【試合の入賞者】

  • 2級以上の部
    • 優勝 中島伸将(馬青剣)1名のみ
  • 3級の部
    • 優勝 白井奏大(雪谷少)
    • 2位 内田恵士(小池剣)
    • 3位 福島颯人(剣心会)増田亮太(馬青剣)
  • 4級の部
    • 優勝 中野 錬(馬青剣)
    • 2位 梅川隼輔(剣心会)
    • 3位 和関天馬(小池剣)内田尚希(小池剣)
  • 5級の部
    • 優勝 水落 涼(剣心会)
    • 2位 山口玲穏(剣心会)
    • 3位 井口汰樹(小池剣)川端史龍(馬青剣)
  • 6級の部
    • 優勝 福原由真(剣心会)
    • 2位 森川鐘喜(小池剣) 2名のみ

試合終了後、5、6年生元立ちでの切り返しの稽古、そして5、6年と4年以下のグループに分けた回り稽古をして閉会式を行う。 メダルと賞状が支部長から渡され、講評は 松本先生、閉会の言葉 大久保先生で大会を終了。
続けて支部役員と実行委員による運営と審判の反省会を行う。審判は四、五段が行ったが、経験不足等もあり今後は連盟講習会に参加することで審判技能向上に努める等が意見としてあった。
試合内容は回を重ねるごとにレベルアップされてきたと感じました。
今大会の日程変更に際しては小池自治会剣道部の先生方のご尽力で会場が使用出来ましたことに感謝申し上げます。
12月の多忙な時期での大会でしたが、各団体の協力により多くの小学生の参加で開催できました。そして大変寒い中、試合では観覧の皆様の熱い声援で大会も盛り上がり、お礼申し上げます。
大会実行委員の皆様、お疲れ様でした。来年もさらに盛り上げましょう。