●報告:平成28年度段別試合
会長 中村 槐二
恒例の段別試合が10月2日(日)12時30分から出雲中学校にて四段20名、五段8名、六段15名、七段7名のエントリー選手により開催された。
審判長の島村理事長より、この大会の趣旨は若手強化選手の成長と発掘、審判技能の向上、選手間の親睦を図ること等の説辞があった。四段・五段・六段はトーナメント戦、七段は二つのグループに分けたリーグ戦で上位二名が決勝戦と三位決定戦の試合を行った。
以下に試合の感想を記します。
・四段の部
優勝した足立選手(鵜の木)は動きの速さと気力充実で他の選手を圧倒、一回戦で対戦した城野(池上中央)も力を付けている。
二位になった稲垣選手(キヤノン)の試合巧者ぶりも光った。
・五段の部
実力者が順当に勝ち上がり、試合上手な山城選手(修剣会)が決勝で技のキレの良い松宮選手(高砂)に二本勝ちし優勝。
女子の実力者で三森選手(羽少)が三位の青木選手(区役所)にスピード差で敗れたのは女子にとっては多少残念であった。
・六段の部
試合経験と実績の日景選手(矢口)が順当に優勝。
女子の中村(東競)が二位に勝ち上がったことは賞賛に値し、姿勢・品格の良さは別格であった。
・七段の部
本命不在の中、本数勝ちで勝ち上がった牧野選手(馬青剣)と菊田選手(矢口)の決勝戦は菊田選手がコテに来たところを抜いて牧野選手がメンを先取。牧野選手がややフェイントぎみに攻めて、菊田選手の手元が上がったところをコテに決め優勝。
全体的に決め技に欠ける点はあったが大巻選手(池少剣)、久保田選手(剣心会)が格のあるところを見せた。
審判長から若手は元気があり、好試合が多かったとの講評があり試合終了。
その後、40分の合同稽古を行い解散する。
12月4日(日)の四支部対抗戦を期待する。
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