★広報:平成21年11月号

11月稽古会日程
11月〜12月までの主な行事予定

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■報告:段別試合

大田区剣道連盟【段別試合】入賞者ご紹介

  • 四段の部
    • 優 勝 加賀貴秀
    • 準優勝 松本卓也
    • 三 位 田中裕太郎
    • 三 位 佐藤拓郎
  • 五段の部
    • 優 勝 ヤンセン・ボリス
    • 準優勝 坪井陽一
    • 三 位 綾部浩之
    • 三 位 丸山 浩
  • 六段の部
    • 優 勝 照井孝夫
    • 準優勝 橘本佳明
    • 三 位 本田幸博
    • 三 位 菊田叔明
  • 七段の部
    • 優 勝 荻津 太
    • 準優勝 鎌田幹雄
    • 三 位 岡本 徹
    • 三 位 島村照男

■報告:ジュニア剣道強化練習

逞しく育て・若き剣士たち!
「大田区ジュニア剣道強化練習」開催される

大田区剣道連盟
副会長 荒川春男

表記の行事が、シルバーウイークと言われる初秋の連休中の9月22日、大森高校体育館に於いて盛大に、且つ有意義に行われました。
この行事は、5年後、国民体育大会が東京都で開催されることをふまえての、東京都体育協会が行う各競技の強化活動の一環であり、大田区剣道連盟の主管で開催されました。
趣旨に賛同して申し込みをした若き剣士達が、連休中にも拘わらず目を輝かせて参集した。
その参加者は小学生男女18名、中学生男女24名、高校生男子3名の総勢45名。
指導は、主任に教士八段豊村東盛先生を迎え、他に教士七段13名などが担当した。
午前9時半開会 西岡会長は挨拶の中で時代を担う剣士たちに、温かい励ましと期待の言葉で連休の合間にも拘わらず馳せ参じた、向上心旺盛な若者たちを歓迎した。
ご挨拶いただいた主催者の、大田区体育協会倉澤事務局長様には「門を入ったら皆さんに元気のよい朝の挨拶をもらって清々しい気持ちになりました」とお褒めの言葉を頂戴した。剣道を習ってる子は違うんだよねー。そして、いよいよ稽古が始まります。
準備体操後、ストレッチや基本の素振り、打ち込み等をし、豊村先生からその都度詳しく説明があり、注意が出される。{はっ}と気が付く。「基本をしっかり身に付けないと、うまくも強くもなれない」竹刀の握り方や振り方、体移動と足の使いかた、1本になる打ち方、気剣体の一致、声の出し方等、次々と豊村先生が分かり易い説明と模範を繰り返してゆく。参加者の顔もどんどん真剣になり、次第に声も大きく会場一杯に響き渡っていった。
次は学年別の6会場に分かれての試合稽古。広い体育館も狭く感じる程だ。
初めて顔を会わせるもの同士、次から次へと相手を変えながら、皆、真剣に立ち向かっている。指導員が、試合が終わった者に気の付いた所を注意したり褒めたりしながら、次の試合に向けてのアドバイスをする。「はいっ」と 元気に応える生徒の顔がとても頼もしい。
そして2会場に分かれて、試合の形態を変えての紅白試合。これも立派な試合がたくさん見受けられました。あっという間に時間が来てしまい、再開を願いつつ解散となりました。
今回、初めての行事でしたが、機会を作って定期的に開催してほしいものだと感じたのは、私だけではなかったと思います。とても有意義な行事だったと思います。
参加者の剣道の到達点については、年齢や経験年数の差が出るのは当然ですが、稽古をしている環境の差には大きなものが有る様に思います。つまり、指導者や稽古回数などによるものです。また 良い手本があることも大切です。今回の参加者は、それが全部叶えられたのではないかと思うのです。つまり、立派な指導者も、強い同学年も、格好いい少し上の先輩もいました。「よし僕はもっと頑張って強くなるぞー」と思った子がいる筈です。
次回は、より多くの団体の子供と指導員の代表を参加させての開催ではどうだろうかと感じました。