大田区剣道連盟会長 西岡寛治
去る2月23日に元大田区剣道連盟事務局長の前中泰一先生がご逝去されました。
まさに「巨星墜つ」の心境です。
前中先生は20有余年にわたり当連盟の事務局長を務められ、現在の大田区剣道連盟運営の道筋をつけてくださいました。この陰には奥様の内助の功があり、二人三脚で務めてくださいました。ありがとうございました。
湯川副会長から入院されているとの連絡があり、2月12日に東邦医大病院にお見舞いに伺いましたが、残念ながら会話もできず、声だけをかけて帰ってきました。
ユーモアたっぷりの口調で人を引き込むお人柄、時には辛口の歯に衣着せぬ弁舌、そして行動力が懐かしく思い出されます。
前中先生安らかに天国でゆっくりお休みください。
そしてこれからも大田区剣道連盟を見守ってください。ご冥福をお祈りし追悼の言葉といたします。 合掌
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Aチ-ム監督 岡本 徹(鵜の木剣友会)
去る2月28日(日)午前10時より綾瀬の東京武道館にて、第58回東京都剣道大会が行われました。当日は小雨の降る寒い日で、試合前のコンディション調整が難しいかと思われました。この大会は東京都剣道連盟に所属する団体が警察や消防などを含めすべて参加する大会で、試合時間は5分、勝敗の付かない場合は引き分け、勝者数、取得本数が同じ場合は代表戦となる形式の7人戦の団体戦です。今年は総勢47チ-ムで争われました。
大田区Aチ-ムは先鋒から順に吉村拓馬(東競)・福田竜児(東競)・佐藤拓郎(高砂香料)・松崎正太(馬青剣)・内田貴大(仲六)・坂田和也(相生)・石塚一輝(東競)、補欠松居雅之(矢口剣志会)・監督岡本徹(鵜の木)、Bチ-ムは同じく先鋒から順に藤井聡志(馬青剣)・青木康和(大田区役所)・早野慎太郎(馬青剣)・ヤンセンボリス(東競)・日景俊(矢口剣志会)・杉浦佳夫(高砂香料)・伊藤伸(花栗)、補欠大竹弘樹(馬青剣)・監督荻津太(東競)というメンバ-で参加しました。

まず、Aチ-ムは1回戦で千代田区Bチ-ムと対戦しました。千代田区は実業団の試合でも活躍する選手を揃えた強豪チ-ムです。しかしこの試合に勝つことができれば次の試合は内村・高橋・権瓶・小関などの選手を揃える警視庁Aチ-ムと戦えるので、なんとか突破してもらいたいと思っていました。結果は先鋒から順にド-・ツキで2本負け、コテで1本負け、引き分け、コテで1本負け、ド-で1本負け(ここでチ-ムの負けが決まってしまいました)、引き分け、コテで1本負けとなりました。数字としては0勝5敗2分ですが、どの試合も接戦で、こちらに旗が上がってくれても良いのにと思われる技がいくつもありましたので、非常に残念でした。団体戦での流れの重要さを感じました。
一方、Bチ-ムは1回戦はシードで、2回戦、消防庁Aチ-ムに勝ってきた板橋区Bチ-ムと対戦しました。結果は先鋒から順に、コテで1本負け、メン・コテで2本勝ち、引き分け、コテ・コテで2本勝ち、メン・メンで2本負け、メンを先取されながらもメン・メンを連取しての逆転勝ち(ここでチ-ムの勝利が確定です)、ド-・コテで2本勝ちと、見事に4勝2敗1分で快勝しました。続く3回戦は、警視庁Cチ-ムと対戦しました。警察官(特連選手)との戦いに勝つというより、少しでも相手をはっとさせ、いかに手元を上げさせることができるかに挑戦していこうという荻津監督の指示が出ました。が、さすがに相手も強くなかなか勝たせてくれず前の5人が負けてしまいました。それでも副将・大将は互角の勝負で引き分けました。結果、3回戦敗退となりましたが、BEST16は久し振りのこと。警視庁との戦いに貴重な経験が出来た素晴らしい試合でした。両チ-ム選手の皆様、また、応援の皆様、大変お疲れ様でした。
今回は試合の前に朝稽古や月例稽古などを利用した合同強化稽古会を企画し、4回開催しました。なかなか全員が全部に参加するというわけにはいきませんでしたが、それでも選手の実力強化や選手間の信頼関係の向上に役立ったと思います。大田区剣連の選手候補の皆さんは、実力としては相当なものがあると思われるので、今後は積極的に朝稽古や月例稽古に参加してもらい、日常的に更なる実力の向上や団結力の強化に努めていくことができれば、もっともっと大きな結果を出すことが出来るのではないかと思いました。

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3月、4月稽古会日程
5月までの主な行事予定
※下記の画像をクリックしてください。PDFファイル (40KB) がダウンロードできます。

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