■報告:第60回東京都剣道大会

Aチーム惜しくも上位進出逃す

副理事長 島村照男

2月25日(土)荒川区総合スポーツセンターにおいて、第60回東京都剣道大会が開催されました。当連盟からもA・Bの2チームを送り出し、選手に若手の新鋭を配して上位進出を目指しました。

2チーム共に合同稽古の時から好調で、上位進出を狙えるほどに纏まっていました。組み合わせは当日にならないとわからなかったのですが、Aチームは1回戦に東京都交通局との対戦になり7:0で圧倒的な勝利で順当に2回戦へ駒を進めました。

一方のBチームは1回戦に墨田区との対戦で先鋒・次鋒と連勝し、幸先良いスタートでしたが結果は2(4):2(5)の本数負けになってしまい惜しい一戦を落としてしまいました。

Aチームの2回戦の対戦相手は、かつての高校全国No1の選手たちで組んだ学生剣道クラブB(中央大学)で先鋒(一本負け)と五将(一本勝ち)で取り合ったまま大将戦までもつれて勝敗つかず、代表戦になり延々10分近くの攻防の末、わずかに手元の浮いたところに小手を決められて惜敗してしまいました。

若い学生選手の動きに惑わされることなく選手全員が戦えたことで次回につながっていくことを期待します。

接戦を制した学生剣道クラブBは、準決勝戦で警視庁Bと対戦するまで圧倒的な強さで勝ち上がっていきました。

選手の皆さんとA・Bチームの監督の先生(荻津・鎌田両氏)におかれましては本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。

次回の大会での上位進出を期待して大会観戦記といたします。

【大会記録】

大田区A
1回戦 7:0  東京都交通局
2回戦 1:1  学生剣道クラブB(第3位)
(代表戦)

大田区B
1回戦 2:2 墨田区 (本数負け)

★広報:平成24年3月号

平成24年3・4月稽古会日程
平成24年3〜5月までの主な行事予定

※下記の画像をクリックしてください。PDFファイルがダウンロードできます。

■報告:合宿研修会

担当支部 蒲田支部長

中村 槐二

恒例の合宿研修会が2月4日、5日に豊村 東盛先生を講師に迎え57名の参加者にて行われた。
湯川副会長より会員の技能向上、親睦を深める事が目的との開会挨拶で研修会に移る。

4日

  1. 少年剣士強化練習法と解説
    剣連の活性化と底辺の強化が剣道の普及と発展のため重要で、中学の武道必修化により、興味を持たせる様正しく指導し、永く続けさせる方策を工夫する必要がある。
  2. 木刀による剣道基本技稽古法指導
    受講者の技能は年々向上している。細部にわたり解説があり、普段の稽古に活用できる基本技を習得する事が大事。
  3. 昇段審査受審希望者に対する予備審査
    4段~7段までの対象者に的確な助言を与え本審査に役立たせる。
    気剣体の一致と気迫が大切と指摘あり。
  4. 合同自由稽古
    研修の助言を活かし試してみる事が大切。
  5. 懇親会
    荒川副会長の挨拶後に開宴、剣道談義に華を咲かせる。
    大久保副会長の締めで、明日の健闘を期する。

5日

  1. 準備運動
    準備運動を兼ね基本動作、素振り、姿勢、体の運用等、丁寧な指導を受ける。
    特に先に仕掛ける気迫と技の縁を切らない事。左足の送りが大切との事。
  2. 合同自由稽古
    苦手な相手とも数多く稽古する事が技能向上に繋がる。

昼食後散会、担当支部事務局、役員のご苦労のお蔭で無事に終了出来ました事を感謝申し上げます。

来年の担当は池上支部です。多数の方の参加をお待ちしております。