■報告:第7回東京都少年剣道大会
準優勝
平成24年3月25日(日)
新宿スポーツセンター
Bチーム 監督 鎌田 幹雄
この大会は東京都剣道連盟が少年少女に基本を重視した剣道指導を奨励すべく木刀による剣道基本技稽古法を中心として、一本勝負と組み合わせ行われる大会です。
Aチームは瀧澤明美先生を監督・元立ちに、大田区大会優勝・準優勝を独占した東競武道館選手で編成。Bチームは池上警察、蒲小、矢口剣志会で編成し鎌田幹雄が監督・元立ちを務めさせていただきました。
先鋒(4年以下女子)と次鋒(4年以下男子)が基本技1から3 連続左右面
五将(5,6年女子)と中堅(5,6年男子)と三将(5,6年)が基本技4から6 連続左右面
副将(中学女子)と大将(中学男子)が基本技7から9 連続左右面の判定勝負
の7人制団体戦です。
Aチームは毎年安定して1次リーグを突破しています。1次リーグ緒戦は板橋区、笠原(美)、西居、鷲崎(亜)(大)と先方より中堅まで連勝。大将木本も勝利し2試合目へ進み一昨年優勝の町田市との対戦。気合で町田市が勝り三将阿川も流れを止められず、しかし副将宮坂は基本、勝負ともに勝ち存在感を示しました。
実力のあるAチームですが今回は残念ながら2次リーグ進出なりませんでした。
Bチーム一次リーグは墨田区、多摩市と対戦。多摩市は永山剣友会で構成され過去に連覇をしている強豪ですが大田区Bは基本技でポイントを重ね連勝、2次リーグへ進みました。
江東区戦はほぼ全員が実力を発揮し基本技は全勝、そして一番の強敵青梅市との対戦です。優秀賞に輝いた先鋒野本(宙)、次鋒兵藤が基本技で連勝し楽勝と思われましたが一本勝負で追い上げられ窮地へ、副将野本(菜)が値千金の小手を奪い1ポイント差で準決勝へ進みました。
準決勝は更に強敵、東競とは兄弟道場で豊村先生の教えを頂く全日本錬成会館の日野市です。家族やAチームのメンバーがコートサイドで熱い応援を送ってくれる中で先鋒・次鋒と緊張で声も上ずり敗退。本日絶好調の三将谷本が流れを変え、更に井出が続き基本技は5人が勝利するも一本勝負で取り返され大将戦へ、絶対的エース遠藤が鮮やかな胴を抜き勝利。
なんと決勝戦へ進出です。
相手は昨年優勝し連覇を狙う調布市です。これまで全勝で優秀賞の古橋の勝利もありましたがチームとしての差はまだあり4-9で敗退しましたが準優勝という素晴らしい結果をおさめることができました。
今回このような東京都主催の大会で準優勝と言う結果は選手たちの普段の稽古、頑張りと大将の遠藤のリーダーシップによるところが大きかったと感じます。
そして基本技稽古法中心の試合で結果が出せたことは大田区剣道連盟が豊村先生を講師に指導者講習会を定期的に行い、その教えを子供たちに忠実に伝えることが評価を受けたと言う非常に意義あることであったと思います。
最後に試合にあたりご指導、ご協力いただきました豊村東盛先生、東競武道館 瀧澤先生、遠藤先生、大田区剣道連盟の荒川先生、岡本先生をはじめとする先生方、稽古場を提供いただきました大田区剣道連盟、池上支部、立身流大田支部、矢口剣志会の方々に心からの感謝とお礼を申し上げ今回の報告とさせていただきます。
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