☆第67回大田区剣道大会 各団体区分別席割表

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(各団体別指定席、別紙明細書も同じPDFファイルです。)

各団体別指定席(配置図)

各団体別指定席(配置図)=別紙明細書 田園調布支部

★広報:平成26年6月号

平成26年5月の主な行事結果報告
平成26年6月・7月の稽古会日程ほか

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●報告:指導者講習会

大田区剣道連盟 副理事長 入来院哲夫

3月23日(日)9時45分より出雲中学校に於いて豊村範士八段を講師にお招きして大田区剣道連盟平成25年度最終事業の指導者講習会を実施した。参加者は七段が10名、六段が25名、五段が5名、四段が6名、三段が1名の合計47名だった。今回の講習会は大久保副会長の開会の挨拶に始まり午前中が日本剣道形と木刀による基本技稽古法、昼食をはさんで午後からは小中学生及び東京都剣道大会大田区代表出場選手が試合者になっての審判法、そしてその後は豊村範士の指導による大人を元立ちにしての小中学生対象の稽古もあり、盛り沢山の内容で最後に大人全員による稽古会を行い15時30分に全ての行事を終えた。
剣道形では最初に太刀7本、小太刀3本の10本を通して行い、豊村先生が全体のレベルを確認されてから木刀の持ち方、左親指の鍔の位置、打ち込む間合い、左足の引き付け、残心の時の切先の位置など細部に渡たっての説明がなされた。その後、1本目から動作を分解して何回も同じ動作を繰り返しての指導があり、約2時間の剣道形の講習を終了した。豊村先生からは『他支部に比べ大田区の剣道形は良い』と評価されたが『剣道形で剣道が強くなる。剣道形だけを稽古して強くなった先生が昔は大勢いた。剣道形は大事なのでしっかり学ぶように』と、剣道形はややもすると昇段審査のための修得になりがちだが、剣道形修得の本来の目的を理解して稽古することが剣道形は勿論だが剣道の上達にも繋がると話された。
木刀による基本技稽古法では岡本先生を相手に各技の注意点について実践を交えて説明されたが、注意点を理解できない先生が見受けられたのは残念だった。次回からは最低、形だけでも一つ一つの技が出来る状態で受講して欲しいと思います。
審判法では審判を行う上で試合運営、有効打突の見極め、禁止行為の処置の三点に留意して審判するよう指導があり、その後、2会場に分かれて模擬審判をおこなった。
注意された点は①審判の動き、②旗の上げ方、③発声のタイミング、④レベルにあった有効打突など、常日頃指摘されている内容がほとんどだった。
模擬審判を拝見して所属団体によるレベルの違いが感じられたので、剣道形や木刀による基本技稽古法の稽古だけでなく審判法も日頃から練習を行うよう各剣友会や団体にお願いしていかないと講習会だけでは全体的なレベルアップが図れないと痛感した講習会でした。