第四回東京都形剣道大会に参加して
私達両名は 去る12月13日（土）に東京武道館で行われた形剣道大会に参加させて頂きました。試合への打診を頂いたのは 大会までひと月に迫った時期でしたので 正直非常に迷いました。しかし 現在の自分たちが表現できる最高の形を審査して頂こうと出場を決めました。
２人の出会いは7年程前 中野洋治先生の稽古会でした。この時に剣道の修行を続ける際には形稽古も常に怠ることのないように諭されました。以後、池上支部の稽古会や大田区の朝稽古前の時間を利用して姿勢、構え、運足、間合・・・と少しずつですがその場の先生方に修正して頂きながら稽古を重ねてまいりました。
試合への出場が決まってからは東競武道館に初めて伺い豊村先生、保科先生から直接御指導をして頂く機会をつくって頂きました。
稽古のたびに新しい気付きがあり、難しさを再認識し身の引き締まる想いを強くいたしました。
結果は2回戦敗退でしたが、各段毎の優れた形試合を間近に拝見する事もでき、大変貴重な学びを頂きました。
最後に豊村先生、保科先生はじめ東競武道館の諸先生方と稽古場をお貸し頂いた大田区練成会、池上剣友会の先生方に心よりお礼申し上げます。
又長年にわたり一貫してご指導を頂いております池上支部の先生方に改めて深く感謝申し上げます。
H20･12･19記
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第四回東京都形剣道大会に出場して
私たちは昨年度の大会に引き続き今年度も大田区代表として東京都形剣道大会に出場させていただきました。このような機会を二年連続して与えていただき大田区剣道連盟に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
さて、この大会は（財）東京都剣道連盟が形剣道の修錬により「日本剣道形」を理解し伝承することで剣道の発展に寄与するものであるという主旨に基づき毎年十二月に開催される大会で今年度が第四回大会となりました。試合は日本剣道形試合評価項目により審判員が対戦する二組の剣道形の内容について優劣を判定します。第一回、第二回大会は当道場の指導陣で先輩である瀧澤明美先生と保科久美子先生が大田区代表として連続して出場され、第二回大会では第三位に入賞されました。私たちも二年連続して出場させていただきましたが、昨年度の大会は荻津君が八月に七段昇段し、私が十一月に七段昇段したこともあり自分たちの中で何とかなるだろう、先輩たちに肖ろうというような雰囲気があったと思います。特に火曜日に週一回の形稽古を行っていることやお互いに昇段したことが変な自信になっていたのではないかと。いろいろと豊村先生や瀧澤・保科両先輩方から指導をいただきましたが、結果は二回戦敗退でした。二回戦で敗退するということは太刀の形七本中の選抜された五本しか大会で打つことができず非常に悔しい結果でした。
そして今年度ですが、結果は三回戦敗退でした。太刀の形七本中の選抜された五本と小太刀の形三本まで打つことができました。入賞まで届きませんでしたが、今回は昨年度以上の念入りなご指導いただき自分たちの中では理解できていたと思っていたことが実は全く理解できていなかったり、新たなことを理解できたりその間の稽古は非常に有意義なものでありました。試合も自信を持って精一杯取り組むことができました。構え、目付、気勢・気迫、打突の度合い、緩急強弱、残心など学んだことは沢山ありもう一度見直し整理整頓する必要がありますが、これらのことを剣道の稽古に生かし、益々稽古に励み、精進する覚悟でございます。今後ともご指導、ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。
最後にご多忙の中、私たちのために時間を割いてご指導いただき、また稽古場を提供していただきました豊村東盛先生、瀧澤明美先生、保科久美子先生に心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。
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