■報告:四支部親善大会
大田区剣道連盟 理事長
大会審判長 中村 槐二
今年の連盟行事の最後となる四支部親善大会が12月5日(日)午後から都立大森高校で行われた。
大将によるくじ引きで一試合目は昨年優勝の池上支部対無念の最下位蒲田支部となった。
六将まで2勝対2勝と互角で進んだが、蒲田支部が五将から三将まで固く一本勝ちをとり勝利を確定し、さらに副将、大将までが連勝し7勝対2勝で決した。
二試合目は田園調布支部対大森支部で近年、力をつけてきた田園調布支部が勢いにのって九、八、六、五、三将の二本勝ちをして5勝対0勝で決勝へ進出。
3位決定戦は池上支部対大森支部で殆ど互角の流れのなか池上支部・小澤、田中、辻選手の二本勝ちがそのまま3勝対0勝の勝利に導いた。
優勝決定戦は蒲田支部対田園調布支部で行われ、五将まで3勝対3勝の互角、四将で田園調布が先行したが、蒲田の副将島村選手が田園調布・久保田選手から出ゴテを決め一本勝ちで同点とし、大将戦にもちこんだ。
試合巧者の蒲田・入来院選手に対し思い切りの良い田園調布・松本選手との大将戦は入来院選手が技を引き出しつつメン、コテを連取、蒲田支部に優勝をもたらした。
田園調布支部の最近の躍進と昨年最下位だった蒲田支部の意地の勝利に拍手を送りたい。
若手の厳しい試合、ベテランの巧い試合を楽しめ充実した大会でした。
表彰後、稽古を行い散会した。
6時30分からは池上会館で懇親会が行われ、参加者が65名と多数になり大いに盛り上がり、最後は三本締めでお開きとなった。
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