■報告:池上支部 練成大会

第11回池上支部少年少女剣道練成大会開催

平成21年11月23日(月)快晴のもと、第11回池上支部少年少女剣道錬成大会が都立大森高等学校体育館にて開催されました。
本田歩君(蓮沼)の元気良い選手宣誓をもっていよいよ開始です。
先ず剣道形の演武。打太刀・野田淳子五段、仕太刀・浅場明美五段のお二人。理合のある、鎬を十分に使ったお手本となるすばらしい形を披露してくれました。特に小太刀三本の二人の刀の操作は見事でありました。長年に渡り精進されている成果であると思います。これからも努力、精進を期待するところであります。
続いて木刀による剣道基本稽古法を鎌田幹雄七段の指導のもと、矢口、鵜の木、池少剣の選手たちによって終始元気よく丁寧に行われました。日頃の努力の積み重ねを感じます。
全選手の準備運動、素振りの後、基本試合から始まり、級別の個人試合、段の部の個人試合、最後は団体戦へと進み、盛り上がりも最高潮に達しました。今回は特に、池上警察署チームの活躍が群を抜いており、練習量の豊富さと、指導なさっている先生方のご努力を感ぜずにはいられませんでした。
また、試合内容、試合態度については、全チーム相互に刺激しあう良いものであったと思います。
大会最後の表彰の後は、全選手の楽しいプレゼント交換です。仲良く健闘をたたえ合いながらもプレゼントの中身を気にする様子は、見ていて微笑ましく大会の開催意義を十分満たしてくれる光景でした。
選手達はそれぞれの思いを胸に、日暮れ前大森高校を三々五々あとにしました。
ここに集いました全選手とすべての剣道に励む少年少女達の未来に思いを馳せて報告を終わります。

大会審判長     田中和明

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