●報告:第13回東京都少年剣道大会
平成30年3月17日 於東競武道館
副理事長・対外試合担当
鎌田幹雄(矢口剣志会)
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平成30年3月17日、東京武道館において第13回東京都少年剣道大会が行われました。この大会は先鋒小学4年生以下女子、次鋒同男子、五将小学5・6年生女子、中堅同男子、三将同男子または女子、副将中学生女子、大将中学生男子の7名による団体戦で、木刀による基本技稽古法の判定試合と一本勝負の試合の組み合わせで勝敗を決します。
東京都各区および西東京の各市の代表約50チームが出場し3チームによる一次リーグ、二次リーグ、決勝トーナメントと優勝まで6試合戦います。
我が大田区はAチームが昨年悲願の初優勝を成し遂げ、今年は連覇と大田区A・Bチームによる決勝戦を目標に、Aチーム監督(元立ち)には昨年の優勝監督三森望美先生、Bチームには足立陽介先生を要し大会に臨みました。
Aチームは一次リーグ、二次リーグを勝ち進み、江東区との準決勝戦では木刀は5-2で勝利し楽勝の気配漂う中、一本勝負の試合はなんと2-5で合計7-7の同点に持ち込まれ大将による代表者戦へ、大将の江花が10分にわたる試合で見事な小手を決め勝利。逆に緩んだ気持ちを引き締めてくれました。
足立区との決勝戦は実力をいかんなく発揮し見事に二連覇を達成することができました。
Bチームも惜しくも二次リーグで惜敗しましたが足立監督のもと見事に一次リーグを突破したことはうれしい限りです。
両監督の指導力と選手たちの頑張りはもちろんのこと、父兄の方々、仲間の応援が大変な力とになりました。また、常にバックアップしてくださった大田区剣道連盟、江尻会長をはじめ矢口剣志会の先生方、さらに大会出場にあたり何度も出稽古を受け入れて下さりお忙しい中ご指導いただきました豊村範士、瀧澤先生、遠藤先生をはじめとする東競武道館の先生方、大変ありがとうございました。感謝申し上げます。
来年に向け「我こそはこの大会に大田区代表選手として出場したい」と言う子どもたちは、是非各剣友会指導者を通して鎌田までご連絡ください。三連覇に向け動き出しています。
11月3日には、昨年に続いて全日本選手権において「木刀による基本技稽古法」の公開演武を行うことになります。
皆様今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
Aチーム監督・選手の報告
監督:三森 望美(羽田少年剣道クラブ)
今年は、二連覇・決勝は大田区A・Bで!という目標をもって試合に臨みました。結果として、二連覇を達成することができました。子供たちの頑張りと御指導いただきました先生方への感謝の気持ちでいっぱいです。
勝ち続けることは、本当に難しいことだと思います。それを成し遂げた子供たちは、とても逞しく見えましたし、先生方の毎日の御指導の賜物だと感じました。また、一緒に練習を重ね、当日も熱い声援を送ってくれたBチーム監督の足立先生・子供達、朝からつきっきりで選手の手助けをしてくれた森長兄弟の姿を見て学ぶことは沢山ありました。本当にありがとうございました。私自身、この基本稽古法の練習や元立ちの経験で学んだことを剣道に生かしていきます。今後とも御指導よろしくお願いします。先生方、子供たち、保護者の皆さん、本当におめでとうございました!
先鋒:上野 紫埜(矢口剣志会)
私は大田区代表Aチームの先鋒で出場させてもらいました。
木刀の試合では旗がわれてしまい、1本勝負の試合では勝てる相手に引き分けてしまいましたが、結果はゆうしょうできてすごくうれしかったです。
この試合でチームワークの大切さを学びました。
指導してくれた先生方、ありがとうございました。
次鋒:天内 義護(東競武道館)⇒優秀選手賞
教えてくれた先生、仲間、応援してくれた家族に感謝しています。
去年は木刀の稽古を始めてから3か月ぐらいで試合に出ました。今年は1年間、姿勢・声・タメ・気合・手首・引付けに気を付けて稽古しました。優秀選手賞を貰えたのはとてもうれしいです。豊村先生が「努力は不可能を可能にする」と言っていたのを思い出しました。
五将:小谷野 紗希
私は今回、Aチームの五将に選ばれました。二連覇達成がかかった試合で、とても緊張していました。
木刀では、前回足りなかった「気迫」をだすことを意識して、1本1本大事に振りました。どんどん勝ち進んでいくごとに、声も徐々に大きくなりました。準決勝では、一拍子ですばやくきれいに打つことができ、その瞬間回りから「オー」という声がひびき、とてもうれしかったです。決勝戦では、木刀も試合も負けてしまったけれど、チームのおかげで二連覇達成を成し遂げることができました。
二連覇することができたのは、私たちのために指導してくださった先生方、一緒にけい古をがんばってきた仲間、そして応えんをたくさんしてくださった保護者の方々のおかげです。ありがとうございました。
中堅:伊東 愛結(東競武道館)
僕は形でなかなか勝つ事ができず悔しかったです。でも準決勝で江花君が代表戦で勝ってくれたおかげで、決勝戦でもう一度戦う事が出来たので、絶対にこのチャンスを無駄には出来ない!という思いが込み上げ、ようやく形で勝つ事が出来ました。共に戦ったチームのみんな、一生懸命教えてくださった先生方に感謝をし、今回の貴重な経験を生かし、これからも努力したいです。
三将:時任 心(矢口剣志会)⇒優秀選手賞
私は、昨年に引き続き三将ででました。二連覇に向けてチーム一丸となり、全力で稽古し三森先生や足立先生など沢山の先生にご指導頂きました。
今回二連覇できた要因は、チームワークが良かったからだと思います。前で勝ってきたらその勝ちを守り、前で負けてきたら後ろで勝つというチームのかたちがありました。そして一人一人が自分の力を存分に発揮でき応援し合えました。
形も試合も昨年より高みを目指して稽古に励みました。
私の今回の試合の反省点は準決勝の時の一本試合で初太刀手元をあげたとろを小手を取られたことです。その試合で私は試合の準備や入り方、一本の大切さを痛感しました。
私は今回学んだことを常日頃、頭に入れて稽古に取り組み来年も出場し三連覇できるようにしたいと思います。
優勝を守るのではなく三連覇に挑む挑戦者の気持ちで稽古に励みたいと思います。
日頃ご指導頂いている先生方、私たちを応援してくださっている家族の方々本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
副将:後藤 瑠香(東競武道館)
今回は大田区Aチームとして大会に臨みました。
個人としては良い流れをつなぐ事ができなかったのが心残りですが、チーム一丸となり優勝という結果を出すことができました。これからも今回の経験を稽古や試合に生かしていきたいと思います。
最後に、ご指導してくださった先生方、応援してくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました。
大将:江花 祥太(矢口剣志会)
今回は去年に引き続きAチーム大将としてこの大会に出場させていただきました。
去年の優勝により優勝旗•優勝杯返還をしましたが、返すというよりは預けるつもりで臨みました。チームとして序盤は団体戦の試合運びに少し不安がありましたが、試合をする度に次に繋げようとする意識がうまれチームとしての一体感が出ていき勝ちに繋がる試合ができました。個人としては最初のうちは動きが固くなり自分の思うような試合ができなかったのですが、後半はなんとか力を出しきり大将としての役割を果たすことが出来たと思います。この大会の優勝で満足することなく自分の課題を克服し次に向けての糧にしたいと思います。
最後にご指導ご協力していただいた先生方や保護者の皆様、そして支えあった仲間に感謝いたします。
Bチーム監督・選手の報告
監督:足立 陽介(鵜の木剣友会)
年明けからご指導頂きました先生方、誠にありがとうございました。一次リーグで2勝を挙げる事ができた事に加え、私自身の大きな経験になりました。
この経験から学んだ事を、自らの剣道と所属道場での指導に生かせる様にしていきたいと思います。
先鋒:山口 真依(馬込剣友会)
昨年、全日本選手権の試合を見に行った時大田区代表の演武をみて「私もいつか代表になりたい」と思いました。そんな時、鎌田先生から練習に来るようにとお話をいただき「チャンス到来」と思い、毎週けいこに通わせていただきました。
今までやっていたけいことは違って、時間も長く休けいがなく、内容もハードでしたが、自分の剣道やけいこに対する心構えが変わりました。
試合当日は、強い選手たちと対戦できるワクワク感。勝ったときは、体がふるえるほどうれしかったです。
「大田」のゼッケンをつけて過ごした1日は最高でした。
このようなチャンスを与えていただき、ご指導くださった先生方や新しい仲間たちに感謝です。これからも上を目指して頑張ります。
次鋒:笠間 海斗(矢口剣志会)
ぼくは色々なチームとやって楽しかったです。でも4試合中3回かったけれど1試合だけ負けたのが悔しかったです。来年もしも出れたら今度は優勝したいです。
楽しかったです。
五将:柳澤 輝美(矢口剣志会)
私はBチームの五将に出場させていただきました。
木刀は二勝二敗と言う結果になりました。初めて選手になり、二回勝てたのは、教えてくれた先生のおかげと言うのもあります。
チームワークとして勝てたのは応援してくれたたくさんの方のおかげだと感謝しています。
中堅:大熊 惟吹(新宿剣友会)
緊張したけれど、先生や熱い仲間に支えられ、絶対勝ちたい思いで頑張りました。
三将:渡邉 鳳真(矢口剣志会)⇒優秀選手賞
僕はこの大会に4年生から3回続けて出場しました。初めて出た時チームは3位でしたが個人成績は木刀5試合中1試合しか勝てませんでした。今回の試合では木刀4試合すべて勝利できました。左足の引き付けを早くすること、振りが二拍子にならないように特に気をつけました。これからもキレのある打ちができるように頑張ります。
ご指導いただいた、豊村先生、足立先生、矢口の先生方ありがとうございました。これからも感謝の気持ちを忘れずに頑張ります。
副将:柳澤 光留(矢口剣志会)
私は、今回の大会で初めてBチームとして出場させていただきました。
全体的にチームのまとまりが無くて「もっと声を出して」とか「動いて」と誰かが言わないとやらなかったので、正直すぐにやられてしまうのではと思っていました。
しかし、色々とサポートしてくださった先生、応援してくださった父母の方々のためにも(木刀・試合)勝とうと思いました。
木刀では3勝1敗、試合では2勝2敗とあまり良い成績が残せませんでした。
来年出場できるかはわかりませんが、この悔しい心をばねに日々練習にはげんでいきたいと思います。
大将:小笠原 巧(矢口剣志会)
今回はBチームの大将として出場させていただきました。
正直大会当日まであまり自信がありませんでした。それでも、先生方や保護者の方々、そしてチームメートの支えもあって頑張ることができました。結果としては目標だった「Aチームに勝って優勝する」と言うことはできませんでしたが、最後の試合ではチーム一丸となって戦うことができとても良い試合だったと思います。
最後になりますが、ご指導いただいた先生方、応援してくださった保護者の皆様、そして一緒に戦ってくれたチームメートのみんな、ありがとうございました。
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