★広報:平成30年12月号

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●報告:第66回全日本剣道選手権大会「少年剣道指導・木刀による剣道基本技稽古法」公開演武

出場者
指導者 泉望美先生
補助員 上野公寛先生、齋藤禎久先生、高橋広幸先生

演武者

(小学2年生) 笠間 空、草壁若奈、時任 真
(小学3年生) 江田湊太朗、堀内壮眞
(小学4年生) 笠間海斗、久保武丸、高橋知華、宮川旺輔、山口真依
(小学5年生) 天内義護、上野紫埜、草壁柾人
(小学6年生) 高瀬蒼志、藤岡茉莉衣、前田雅姫、森長さくら
(中学1年生) 伊藤愛結、大熊惟吹、小谷野紗希、柳澤輝美
(中学2年生) 北嶋寛太郎、日景絢音、日景琴音、前川慶人、森長 稜、柳澤光留
(中学3年生) 江花祥太、小笠原巧
(高校1年生) 時任歩

演武の映像【https://www.youtube.com/watch?v=QQcysiAh7dc&feature=youtu.be
※外部リンクです

・演武者「矢口剣志会 6年 森長さくら」さんの報告

平成30年11月3日、私は日本武道館で行われた全日本選手権で木刀による剣道基本技稽古法の演武をさせていただきました。

これは3月に行われる木刀の大会で優勝したら出来るもので、大田区Aチームは、見事2連覇を果たし、今回も貴重な経験をすることが出来ました。
今年は2回目でしたが、去年よりも合わせるのが大変でした。それは、去年より演武の人数が増え、小学2年生も演武に参加したからです。また、去年は矢口剣志会と東競武道館の選手でやりましたが、今年は大田区のたくさんの剣友会の選手と一緒に参加しました。そのため、練習では自分の剣友会の稽古などでなかなか全員そろった練習ができませんでした。しかし、来られない人も来ている人も、1回1回の練習をとても大切に取り組みました。

また、別の剣友会の方々が使われている体育館も使用させていただきました。
大岡先生、島村先生を中心とする稽古や、豊村先生による丁寧な稽古もいただきました。とても大変でしたが、どの先生方もより完璧に近づく指導をしてくださいました。
整列や行進の号令は、私が任されました。練習中何度も変更がありましたが、臨機応変に対応することが出来ました。私の変化した号令に対して、一緒に練習している仲間も対応してくれて、全員の団結力が高まったのを感じました。

そして迎えた本番。初めての子はもちろん、去年一度経験している子も試合ほどの緊張ではないでしょうが、やはり緊張していました。そんな緊張の中、無事、本番を終えることが出来ました。終わったとき、自然と笑みがこぼれました。それは、仲間も先生方もみんな一緒でした。完ぺきではなかったかもしれませんが、全員が自分の持っている全ての力を出し切り、去年以上の演武が出来たと思います。その後、全日本剣道連盟の網代常務理事から「素晴らしかった」という好評をいただきました。みんなとても嬉しそうでした。また、上から見ていた私の母が「練習以上のものができていた。」と言ってくれました。それを聞いてとても安心しました。

今回演武をするにあたって、お忙しい中、合間を縫って指導に来て下さった豊村先生、島村先生、大岡先生このような貴重な経験をさせて下さった全日本選手権大会に携わる皆さま、本当にありがとうございました。私達に練習の場を作ってくださった江尻会長、鎌田先生をはじめとする矢口剣志会の先生方、いつも私達にやる気を出させて下さった泉先生、そして私達を支えてくれた家族、励ましてくれた仲間にも感謝しています。

この貴重な経験とこの演武で学んだことを私達のこれからの剣道人生に活かしていきたいと思います。まずは、来年3月に行われる東京都少年剣道大会に大田区代表の選手として選ばれ、3連覇を果たしたいです。私達少年剣士はまだまだ未熟ですが、稽古でたくさんのことを学び、精進していきたいと思いますので、今後も熱のこもった指導をよろしくお願いします。

★広報:平成30年11月号

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