■報告:女性だけのオープン参加の団体戦

第10回毎日レデイース剣道大会:主催毎日新聞社・(財)全日本剣道道場連盟

<3月20日(木・祝) Bumb・東京スポーツ文化会館>において174チーム、522名の参加者により、「女性だけのオープン参加の団体戦」の熱戦が繰り広げられた。
この大会には第1回大会より当連盟所属の東競武道館女子チームがAB両部門において輝かしい戦跡を残している。今大会の日本剣道形を演じた両名。掲載写真左が打太刀、教士七段、保科久美子、右が仕太刀、教士七段、古谷崇子(昨年のB部門で優勝した大将と中堅)

今回、当連盟より選抜された代表3名はA部門35歳未満の部に出場。

掲載写真右より先鋒・早野香絵。中堅・青木泉。大将・青木薫。

観戦記 監督 岡本 徹
1回戦は千葉の佐貫清心会Bと当たりました。ちょうど同じような実力の相手でしたが、
先鋒が2—1,で勝ち、中堅も粘って1本勝ち、大将は1本負けでしたが、2勝1敗で競り勝つことが出来ました。2回戦の相手はシードの警視庁剣道クラブB でした。先鋒は善戦むなしく惜しくも2本負け、中堅・大将は引きわけでした。警視庁剣道クラブBの3人はその前に行われました都道府県大会の予選で3位、 3位、優勝というメンバーでしたが、大田区代表チームはこの3人に対して負けはしましたが、1敗2分けと、とても頑張ったと思います。最終的には日本通運 Aが優勝、この警視庁剣道クラブBが準優勝でした。大会全体としましてはさすがに全国大会であって、とてもレベルが高く強豪チームが多いことを認識させら れました。

■報告:剣道形・審判講習会

木刀による剣道基本技稽古法が行われた。


20年3月16日大森高校体育館で剣道形・審判講習会が行われた。
参加予定79名で参加67名。

午前中は講師荒川教士七段と島村教士七段により日本剣道形と補助講師岡本錬士七段が加わり木刀による剣道基本技稽古法が行われた。
西岡会長から基本技稽古法については段位にかかわらず稽古をつんでほしいとの指摘あり、
一同気持ちを引き締め稽古に励んだ。

午後は講師島村教士七段と補助講師四名により六月の春季大田区大会にむけての審判講習が行われ、受講者一同は熱心に審判法の習得につとめた。
また、中村理事長より今年から大田区体育館から大森スポーツセンターとなり、試合会場数も少なくなるので審判員は運営に注意するように説示があった。
講習終了後、一時間ほどの稽古を行い散会した

■報告:大田区剣道連盟研修会

2月10日~11日にウエルサンピア沼津にて開催

毎年恒例行事の大田区剣道連盟研修会が2月10日~11日にウエルサンピア沼津に於て豊村先生をお迎えし、大田区会員70名と地元沼津剣連20数名の多数の参加者が集い盛大に行われました。
第一候補地のキャンセルと前日の大雪などアクシデントが重なりましたが、当番幹事の蒲田支部保国事務局、小宮先生、土屋先生、役員の方々のお骨折りにて予定通り開催することが出来ました。
第1日目、10日は2時半より西岡寛治会長の挨拶の後、豊村先生の指導にて準備体操及び基本打ち、身体の運用等もう一度初心に返り剣道の基本の大切さを教えて頂きました。
参加者一同納得と反省の気持ちで心が洗われる思いでした。その後、廻り稽古と地稽古が行われ、5時に稽古を終了致しましたが、時間が足りなくなる程参加者の向上心、意欲が燃え盛っておりました。
入浴後6時半より西岡会長挨拶。鈴木政義先生の乾杯音頭にて、夜の楽しい懇親会が始まりました。
全国八段選抜出場の豊村先生への激励と会員相互の健康を誓い合い、般若湯を傾けつつ料理を味わい剣道談義に花を咲かせ、和気藹々の内に一次会は終了となりました。
その後元気の有り余った強者達は、夜の更ける迄反省し絶好調の内に眠りについたと聞いております。
第2日目、11日は9時15分より豊村講師による元全日本剣道連盟会長が著した炉辺剣談をもとに、不立文字、百錬自得の解説と共に、剣道の人間、文化、教育性等の話に及び、会員の一層の向上心を促されました。
その後、基本練習を反復し地稽古に移り、正しい稽古が大切であることを噛みしめ11時に稽古終了。

入浴、昼食後解散となり、楽しく、正しく、そして厳しくのテーマの研修会が無事終了しました。会員皆様の発展と健康を祈りつつご協力頂きました皆々様に感謝申し上げ、次回の担当幹事に引き継ぎたいと思います。

当番  蒲田支部
支部長  中 村 槐 二