■報告:四支部親善試合・合同稽古
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大田区剣道連盟四支部親善剣道大会観戦記
会長 西岡 寛治
師走恒例の表記大会を12月7日(日)12時30分から都立大森高校体育館で開催した。
1チーム11名、30歳代3名・40歳代3名・50歳以上3名・60歳以上1名で女性1名が六将で編成のトーナメント戦。
第1試合は大森対池上。第2試合は蒲田対田園調布。第3試合は三位決定戦で池上対田園調布。決勝戦は蒲田対大森が対戦した。
結果は優勝蒲田支部。2位大森支部。3位池上支部。4位田園調布支部となった。
接戦のなかで第2試合の蒲田対田園調布は、両者譲らず代表決定戦となり一本勝負。蒲田は大山選手、田園調布は小鹿原選手が出場。
小鹿原選手の先で攻める攻撃にたいして、大山選手は間合いを計って防御する。延長戦となり小鹿原選手の面に対し、出小手を決めて蒲田が勝利。この1本が優勝と4位の分かれ目となり、明暗をわける結果となった。
今回の試合は緊迫した接戦が数多くみられ、優勝した城南四区大会・大田区秋季大会のあとでの今年の締めくくりに相応しい大会となった。
試合終了後も合同稽古で汗を流し、散会した。 -
大田区剣道連盟四支部親善大会記
審判長 中村 槐二
本年最後の試合との意気込みか寒さの中、熱戦が繰り広げられた。
第1試合は三連覇を狙う池上支部に対し実力者を揃えた大森支部。
両支部とも相譲らず、勝数3得点で僅かに1本差で大森支部の勝ちが決まる。
第2試合は蒲田支部対田園調布支部でこの試合も接戦となり、勝・本数とも同点で蒲田・大山選手、田園調布・小鹿原両選手による代表戦となる。
豪剣小鹿原が積極的に技を繰り出し何度も攻め掛かるが、大山が間合いを見切る。
小鹿原が尚も攻める一瞬のスキを大山が小手を決めて、蒲田支部が決勝へ駒を進める。
三位決定戦は池上支部対田園調布支部。第2試合で善戦した田園調布であったが池上のスピードと勢いに大差負けとなる。
三位池上、四位田園調布が決定。
決勝戦は蒲田支部対大森支部で行われ、前半大森が優位に進めたが、七将の蒲田・天野選手、大森・瀧澤選手の女子対戦で、圧倒的に実力に優る瀧澤が勝を制したが、無心の天野がメンを先取し、会場から今大会一番の拍手が沸いた。
これを機に蒲田八将以降の50歳代の活躍で大逆転し、蒲田支部が優勝。大森支部の二位が決定した。
年2回の講習会の成果か反則も無く正々堂々の素晴らしい大会で、審判長として清々しい気持ちで大会を終える事が出来ました。
選手一同に感謝し、新年に尚一層の飛躍を期待いたします。
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