★広報:平成23年6月号

平成23年6月、7月稽古会日程

6月から8月までの主な行事予定

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■報告:第13回大田区剣道連盟池上支部少年少女剣道錬成大会

大会審判員 高橋良尚(キヤノン)

去る平成23年5月22日(日)、日体荏原高校体育館にて『第13回大田区剣道連盟池上支部少年少女剣道錬成大会』が開催されました。

この日は道場連盟の大会と日程が重複したため、不参加となったチームもあり、参加者は93名と前年を下回ったことは残念でしたが、参加した選手は皆一生懸命で人数の少なさを感じさせない盛り上がりでした。

開会式は、大会会長である辻支部長の挨拶、大田区剣道連盟・西岡会長の挨拶から始まりました。「震災の影響で思うように剣道が出来ない仲間たちがいる中、剣道を出来る喜びを感じて頑張りましょう」とのお話は子供たちにも響いたことと思います。それもあってか、松園睦選手(矢口剣志会)による選手宣誓も元気に立派に行われました。

そして今年の日本剣道形は、篠原英樹先生・篠原優海さんの親子によるものでした。平素の稽古の成果が顕れた演武で、特に小太刀一本目は周囲が息を呑むような駆け引きでした。父娘の剣道形を見て、うらやましく思った観客も多かったことでしょう。

基本試合が始まると、初めて試合に出るであろう子供たちが一生懸命に打ち込んでいました。この日の試合を思うように出来た子、出来なかった子がいるでしょうが、一つの糧としてさらに剣道を好きになって、これから頑張って欲しいと思いました。

そして最後に行われた団体3人戦は、矢口剣志会Aチーム、Bチームによる決勝戦となりました。男子3人で組んだAチームが先鋒戦を取り、中堅戦も1本先行し勝負あったかに見えましたが、ここから女子3人で組んだBチームが奮起、中堅戦を逆転で取ると、大将戦も勝利。見事な逆転優勝となりました。

閉会式での湯川先生講評の中で、「今日は着装が良かった」とお褒めをいただきました。講評の通り、試合途中に着装が乱れたり、面紐や胴紐が解けたりということが殆ど無かったことが、スムーズな試合運営と大会の緊張感に繋がったものと思います。これは子供たちにぜひ継続を心がけてもらいたいところです。

最後になりましたが、ご来賓、役員、審判員、係員の皆様、朝の準備から試合運営、錬成稽古にと、終日に渡りどうもありがとうございました。

成績結果

  • 1 基本試合の部 優秀賞
    • 小谷野 紗希(矢口剣) 北嶋 寛太郎(矢口剣) 四戸岸 優之(池少剣)
    • 澤井 亮佑(池少剣) 加藤 慶也(清流館) 青木 絵利香(鵜の木剣)
    • 岨下 凌拓(清流館) 石上 歳人(矢口剣) 吉村 爾子(蓮少剣)
    • 岸田 光翼(鵜の木剣)
  • 2 小学生2・3・4年の部
    • 優勝:兵藤 誠也(矢口剣)
    • 準優勝:江花 祥太(矢口剣)
    • 3位:木村 友香(池少剣) 平倉 幸靖(清流館)
  • 3 小学生5・6年の部
    • 優勝:松園 睦(矢口剣)
    • 準優勝:高橋 航大(鵜の木剣)
    • 四戸岸 良彰(池少剣) 塩原 陸(鵜の木剣)
  • 4 中学生女子の部
    • 優勝:松園 穂花(矢口剣)
    • 準優勝:関根 眞鈴(池少剣)
    • 3位:赤堀 友香(池少剣) 長谷川 雪音(矢口剣)
  • 5 中学生男子の部
    • 優勝:神中 隆慶(矢口剣)
    • 準優勝:秋元 亮(清流館)
    • 3位:矢嶋 環樹(蓮少剣) 木村 浩基(池少剣)
  • 6 団体の部
    • 優勝:矢口B
    • 準優勝:矢口A
    • 3位:鵜の木A 鵜の木B

★広報:平成23年5月号

平成23年5月、6月稽古会日程

5月から6月までの主な行事予定

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