●報告:都民生涯スポーツ大会

平成26年度 都民生涯スポーツ大会

矢口剣志会 川上由紀子

9月7日(日)午後、東京武道館において、都民生涯スポーツ大会が行われました。
今年は、先鋒・醍醐和絵(キャノン)、中堅・川上由紀子(矢口)、大将・荻津麦子(東競)で臨みました。
この大会は、昨年、一昨年続けて優勝し、それ以前も、先輩方が素晴らしい成績を残されております。また当日の午前に行われた、東京都青年大会の女子の部は、見事優勝し、全国大会出場を決めており、その勢いにのろう!!と、挑みました。

まずは、稲城市、北区との3チームによる予選リーグです。
初戦は稲城市との対戦。先鋒と中堅は、各々、小手を取り一本勝ち。大将は面を二本決めての勝利。
二回戦は北区との対戦。先鋒は小手を先取されますが、面二本をきっちり返して勝利。中堅は小手を先取され、意地で面を返しますが、直後に小手を取られ負け。大将は危なげない試合運びで、見事面二本勝ち。
先鋒、大将の活躍で、無事予選リーグ突破となりました。
ここからは決勝トーナメントで、各々のポジションで必ず勝敗を決する(無制限の延長戦)形式となります。
まずは、渋谷区との対戦です。
先鋒は面、小手と確実に決め勝利。中堅は開始早々、小手を決めますが、面を返されます。延長戦になり面に出たところ、小手を取られ負け。
大将は開始直後に小手を決め、二本目は相手がよろけて倒れた瞬間に面を決め、試合開始から30秒足らず、二振りで勝利を決めました。圧勝です。
勢いのある先鋒と、負けなしのド迫力の大将に支えられながら、次の準決勝は多摩市と対戦です。
実力からも決して勝てない相手ではなく、優勝目指して!!と、再度気持ちを引き締め臨みました。
先鋒は、これまで同様、積極的に攻め、良い引き面などもありましたが、小手と、タイミングを合わされた軽い返し胴を取られてしまいます。応援席が意気消沈する中、荻津太先生の「まだまだ分からないよー!」の掛け声に、中堅、負けるものか!と積極的に攻め、合い面になりましたが、旗は相手方に。二本目は流れる様な小手が、袖に引っ掛かった状態でしたが、それも一本となり、二本負け。大将はそんな中でも、落ち着き、きっちりと面を決めて一本勝ち。
結果、入賞の第三位となりました。

今回のメンバーは、中堅が、急な変更となりましたが、先鋒の醍醐選手、大将の荻津麦子選手は、試合経験も豊富です。終始ドキドキが止まらず緊張する中堅の私に、楽しもう!と常に励まして下さり、試合ごとに的確なアドバイスも戴きました。両脇をがっちりと支えられ、準決勝まで連れて行って頂いた、今回の試合は、私にとって大変良い勉強となりました。醍醐さん、荻津麦子さん、本当にありがとうございました。今後ともご指導、宜しくお願いいたします。
また監督の鎌田幹雄先生はもとより、午前からの青年大会終了後も残って、ご指導、応援いただきました、荻津太先生、若手選手の皆さま、応援にかけつけて下さった方々の声援にも、大変励まされました。ありがとうございました。試合終了後の表彰式では、各チームの選手達の清々しい顔を拝見し、『生涯スポーツの意義』を改めて感じた幸せな一日となりました。
朝早くから遅くまで、労をお取りくださった審判の先生方、ご尽力頂きました皆様方に御礼申し上げ、大会の報告とさせて頂きます。

●報告:青年剣道大会(女子の部)

平成26年東京都青年剣道大会(女子の部)

高砂香料剣道部 綱島沙織

9月7日(日)東京武道館で開催された「東京都青年剣道大会」に、監督:鎌田先生、先鋒:三森(羽少剣)、中堅:有川(大田区役所)、大将:綱島(高砂香料)で臨みました。
一回戦シードから迎えた初戦、対八王子は、先鋒と中堅が勝利し、安定した滑り出しとなりました。三回戦、対日野では、先鋒高橋選手の厳しい攻めをうまく凌ぎ、引き分けとし、中堅工藤選手から見事な小手を奪い試合をリードしました。その後、大将山田選手から面を奪われ、同点になりましたが、面と小手を取り返し、準決勝に駒を進めました。準決勝、対中野では、先鋒馬杉選手から小手を先取しました。中堅長沼選手に対し果敢に攻め続け引き分け、大将小玉選手から面を先取しリードするも小手を奪われ延長となりましたが、開始直後、面が決まり、決勝進出と全国大会の出場が決定しました。決勝戦、対国分寺には3人とも安定した試合運びで力を出し切り、3-0で優勝を決めました。少しでも多くポイントを取り、後ろに回すという試合運びにこころがけ、4戦とも先鋒、中堅で試合をリードし、大将は余裕をもって試合に臨むことが出来ました。チームワークを発揮出来たことが、勝利につながったと思います。
鎌田監督、荻津監督をはじめとし、大田区の諸先生方、諸先輩方のご指導のおかげです。心より感謝申し上げます。また、当日応援してくださった皆様、ありがとうございました。とても心強く、試合に集中することが出来ました。
全国大会本戦では、さらに1本の重みが増してくるかと思います。気を引き締め直し、一本一本を大切にした稽古を心懸け、チーム一丸となり全国優勝を目指したいと思いますので、今後もご指導の程、よろしくお願いいたします。

●報告:青年剣道大会(男子の部) 

平成26年度 東京都青年剣道大会(男子の部)

小池自治会剣道部 平松 規正

9月7日(日)東京武道館にて東京都青年剣道大会が開催され、大田区代表として出場して参りました。選手は35歳以下で構成され、上位2チームは全国大会に出場となる大会です。

監督及び選手は下記の通りです。
監督:荻津先生・先鋒:青木(大田区役所)・次鋒:高岡(剣心会)・中堅:藤井(インドアヒズ)・副将:坂田(修剣会)・大将:小田(高砂香料)・補欠:松本(矢口)、平松(小池剣)

1回戦はシード、2回戦で武蔵村山市との対戦となりました。先鋒戦を2本負けで落とすも、次鋒・中堅戦をそれぞれ1本勝ちし逆転、副将で勝負を決めるかと思われましたが、相手の執念か副将戦を1本負けで落とし、勝敗は大将戦次第となりすべては小田選手に託されました。この大会は5分以内に勝敗が決しない場合は、3分の延長戦という試合規則があります。取得本数が1本少ない不利な状況でしたが、小田選手は焦ることなく試合を進め、相手にプレッシャーをかけ続け延長戦で会心の返し面を決め、大田区の逆転勝利となりました。
3回戦は、武蔵野市との対戦となりました。武蔵野市の2回戦の試合には勢いと強さを感じました。試合前荻津監督より各ポジションにおける注意点をご指示いただき、選手間でも試合の流れ等、作戦を共有し試合に臨みました。先鋒戦が2本負けとなり厳しい雰囲気となりますが、次鋒戦で絶好調高岡選手が得意の面を決め1本勝ちとなりました。延長となった中堅戦は、藤井選手が終止試合を優位に進めるも一瞬の隙をつかれ1本負けとなり、中堅までで1勝2敗で後がなくなりました。副将坂田選手が勝利のため必死に戦いますが、先に小手を取られ厳しい状況となるも、その後胴を取り返し引き分けとなり、勝敗は再び小田選手に委ねられました。武蔵野市の大将は、しっかりとした剣道で端から見ても強いという感じが伝わってきました。しかし小田選手も、持ち前の”小田らしさ”でチームの大将として戦い抜いてくれました。残念ながら大将戦も落とし、1勝3敗で、3回戦敗退という結果となりました。
この日は女子がすばらしい内容で優勝し、全国大会の出場を決めました。女子チームへのお祝いの気持ちと同時に、結果が出せず悔しい思いもありました。男子選手も必死に戦いましたが、
ただまだまだ足りない部分があったのだと思います。これからは日頃から一緒に稽古している女子チームの全国大会優勝のための支援を全力でしつつ、2月の東京都剣道大会での上位進出と来年の全国青年大会出場を目指すため、それぞれの所属団体に戻り稽古に取組んでいきたいと思います。
最後になりますが、日頃より稽古やご指導を頂いております先生方本当にありがとうございます。我々選手一同、一層稽古に取組んで参りますのでご指導宜しくお願い申し上げます。また、試合当日応援いただきました皆様、ご多忙の中ありがとうございました。
※祝勝会は(いつも通り)大変な盛り上がりでした!!!